三体 II 黒暗森林 読了
今年の3月にハヤカワ文庫のセールで話題になってた、三体を購入。GWに読み終わった時、「三部作かよ!!!」と愕然として、そのまま2巻の上下巻を予約した。
それを今回の夏休みに一気に読みました。おもしろい。読む手が止まらんかった。
1巻もそうですけど、SFもあり、サスペンス?推理モノっぽい展開もあり、舞台装置の大きさもあり、でどんな観点で読んでもおもしろい。
もうホント、超絶オススメです。
---- 以下蛇足 ----
1巻はいろいろなところで書かれてるように、文化大革命の時代から始まって、正直面食らうスタート。「いま読んでるのはSFだよね・・・?」ってなる。
そして、今度は科学者が謎の自殺をしている、っていう、サスペンス?推理モノ?的なストーリーが展開される。SF感は出て来つつ、物語の面白さでページをどんどん捲っていくと、VRゲーム「三体」の話が続く。
このVRゲームの描写もホントわけがわからないんだけど、読んでいくと「すげぇ」ってなるんだからやめられない。
VRゲーム「三体」は、文明を進展させるシヴィライゼーションかシムシティか、みたいな感じでなかなかうまく行かない感じがおもしろい。本編とは別にこのゲームをどうやったらクリアできるのか考えたくなる感じ。
その後、現実とゲームを行ったり来たりで徐々に背景が明らかにされていって、どんどん読むスピードが早くなって、止められなくなる。
んー。その興奮は1巻を超えて、2巻はホントすごい。ホント飛び抜けてSFしてて、ほんと面白い。さらにこれを超えて3巻はもっと面白い、ということで、来年がとても楽しみです。
超絶オススメです。