Netflix 日本沈没2020を見た

夏休みとコロナ禍で外に出れない事もあって、一気観した。

もともと原作小説は2006年頃に入院したときに頂いて読了済み。一気に読めちゃう面白い作品だったと記憶している。
原作ラスト、ロシアの鉄道でドナドナされていくエンディングが衝撃的だった。その主人公も怪我をしていたと思う（本がどこかに行ってしまって未確認）。

ということを書いたものの、視聴動機第1位は「上田麗奈が主役をやってる」というところ。なので感想もどちらかというと良い方向に。

事前にネットで否定的な話が多い、というので構えてみてしまったが、

個人的にはめっちゃ好き。

全部を見終えてから否定的な意見を見に行ったけど、

みたいな意見が多かった感じですね。

個人的には原作はほぼ忘却の彼方だし、全体的に荒唐無稽だったりご都合展開だったりはまあ10話しかないので仕方ないかな、という感じ。

キャラクターの背景についても、これはどちらかというと「現実でもそうじゃん？」という感じで見てました。おじいちゃんの過去に何があったとか、宗教コミュニティの教祖の過去に何があったとか、実際過去はわからず今何をしているか、っていうのしかわからないわけで。それでも結構そこそこ描かれてたと思います。

最後らへんで断片的ではありますがきちんと映像化もされているのがよかったですね。それまでの本編では音声でモノローグ？バックで流れていた音声に映像がついて、ああ…、って思いました。

とはいえ気になったのは、飲み水とかガソリンとかの燃料ですね。。。これは見ていて気になった。特に後半の燃費の悪そうな車の燃料はどうしているのか、、、と気になって仕方なかったです。

ラストもきれいにまとまって、観てよかったな、ってなりました。

原作でも手だか足だかを怪我して終わってた部分を、このアニメではきちんと昇華してたかなぁ、という感じです。